SQLの実行

 SQLエディタではスピードボタンをクリックするか、メニューの[SQL(S)]-[実行(R)]を選択するか、キーボードからCtrl+Enterを押すことで入力中のSQLを実行することができます。

 実行した後、SQL文の応答時間が表示されます。この値はオプション画面から設定する「結果セットのロケーション」により異なる値を返します。

   「サーバー側」が選択されているときはこの時間は最初の1行目を取り出すまでの時間です。
   「クライアント側」が選択されているときはすべての行を取り出すまでの時間です。

 複数のSQLを実行する場合は、その実行時間の合計です。

 時間のかかるSQL文を途中でキャンセルするにはスピードボタンをクリックするか、、メニューより[SQL(S)] - [SQL の実行キャンセル(T)]を選択します。

 後述の設定を利用して複数のクエリーを連続実行した場合、結果セットは以下のようにタブで区切られて複数表示されます。

 

 デフォルトでは結果セットのタブのタイトルは「No.1」、「No.2」の様になりますが、疑似命令を使用してタブのタイトルを変更することが出来ます。

SQLの実行モード(実行位置)の設定

 SQLエディタには次の4つの実行モードがあります。これは複数のSQL文が記述されていたときに有効になります。

実行モード 説明
プロシージャ PL/SQLなどストアドプロシージャを記述するときに便利です。
";"(セミコロン)などの文の区切りは無視されて、テキスト全体をサーバーに送信します。
また、":"(コロン) などのパラメータの前置記号も無視されます。
キャレット位置 キャレット位置にあるSQLのみが実行されます。
これがデフォルトの設定です。
キャレット位置以降 キャレット位置にあるSQLから以降を順に実行します。
複数の結果セットを返すSQL(select文など)があった場合は、SQLエディタの下にタブで複数表示されます。
エラーがあった場合はそこで停止します。
先頭からすべて 先頭のSQLから順にすべてのSQLを実行します。
複数の結果セットを返すSQL(select文など)があった場合は、SQLエディタの下にタブで複数表示されます。
エラーがあった場合はそこで停止します。

 

SQLの区切りの設定

 SQLエディタに複数のSQLを書いた時、その区切り文字は以下の3つから選択できます。

 セミコロン ";"
 スラッシュ "/" のみの行
 "GO"のみの行

 これらはプルダウンより選択できます。

 

関連項目

パラメータ設定
疑似命令