データベースごとの制限事項
A5:SQL Mk-2はすべてのデータベース・データプロバイダでテストされているわけではありません。
一部あるいはまったく使用できない場合があります。
現時点で判明している制限事項は次のとおりです。
全般
OLEDB, ODBCを利用する場合は、日付時刻データ型を扱うときに 西暦100年1月1日以前のデータを扱うことができません。
これはデータベース接続にADOを用いているための制限です。
Oracle, DB2, SQLServer, MySQL, PostgreSQL, Firebird 以外のデータベースではデータベースより実際のデータ型を取得することができません。
例えば、文字列型は「(String)」などとして表示されます。
15桁以上の整数又は実数を表示・編集しようとしたとき、A5:SQL Mk-2ではこれを64bitの浮動小数点あるいは固定小数点でしか表すことができないため精度が落ちるかエラー表示となります。
Oracle Database
XMLTYPEデータ型の表示を行おうとするとエラーとなります。
SQLServer 2008~
テーブルエディタでTimestamp型のデータを表示編集することはできません。
MySQL (MyODBC)
直接接続クライアントライブラリのみで接続可能です。
MySQL Connector/ODBCは利用出来ません。これはOracle社のGPLに対する解釈によるものです。
Unicodeのサロゲートペア文字を正しく扱えません。
Timestamp型で0000-00-00 00:00:00を扱うことは出来ません。業務要件上、可能ならばNULLを使うようにして下さい。
PostgreSQL
PostgreSQL OLE DB Provider では、パスワードの保管が出来ません。
PostgreSQL OLE DB Provider では、非同期実行が出来ません。
(上記2つの制限を回避するには直接接続またはODBC接続を使ってください)
ODBCドライバ psqlODBC 8.04.0100ではテーブルエディタで編集が行えません。psqlODBC 8.04.0200を使って下さい。