スクリプト言語機能

 A5:SQL Mk-2では拡張用のスクリプトとしてECMAScriptのサブセットであるスクリプト言語を備えます。
 実装は DMonkey を利用しています。

※ECMAScriptとは
 ECMAScriptとはWebにも搭載されているJavaScriptからブラウザに関連するオブジェクトを削除したスクリプト言語です。
 Ecma Internationalによって、ECMA-262として定義されています。


スクリプトエディタ

 スクリプトの編集機能としてスクリプトエディタが搭載されています。

 メニュー[ファイル(F)]-[新規]-[新規スクリプト]を選択すると、新しいスクリプトエディタを開くことができます。

 メニュー[ファイル(F)]-[新規]-[スクリプトを開く(O)...]を選択すると、スクリプトエディタでスクリプトファイルを開くことができます。

 スクリプトエディタではスクリプトを入力して、実行することができます。

SQLエディタ

スクリプトの実行の仕方

  スクリプトを実行するには次の3種類の方法があります。
  ・スクリプトエディタから実行する。
  ・データベースツリーよりコンテキストメニューから実行する。
  ・メニュー[ツール(T)]から実行する。

スクリプトエディタから実行する。

  メニューより[ファイル(F)] - [新規] - [新規スクリプト]を選択することで、スクリプトエディタを起動できます。
  既存のスクリプトファイルはメニューより[ファイルF] - [開く] - [スクリプトを開く...]を選択することで、開くことが出来ます。
  ターゲットウィンドウを指定することで該当のウィンドウをアクティブにした状態でスクリプトを実行できます。

データベースツリーよりコンテキストメニューから実行する。

  データベースツリーのデータベースまたはテーブルを選択し、コンテキストメニューを開くとアドオンメニューの中に登録されたスクリプトを実行することが出来ます。
  アドオンメニューに登録するにはa5m2.exeと同じフォルダにある、scripts\TreeDB または、scripts\TreeTB にスクリプトファイルを配置すると、アドオンメニューに登録されます。
  scripts\TreeDB に登録されたスクリプトを実行すると、application.dbTree.getSelectedDatabaseConnection() は必ず選択しているデータベースへの接続を返すようになります。
  scripts\TreeTB に登録されたスクリプトを実行すると、application.dbTree.getSelectedDatabaseConnection() と application.dbTree.getSelectedItemName() は必ず選択しているデータベースへの接続およびテーブルの名前を返すようになります。

メニュー[ツール(T)]から実行する。

  スクリプトをメニューに登録することが出来ます。
  メニューに登録するにはA5M2.exeと同じフォルダにある、scripts\Tool にスクリプトファイルを配置すると、メニューに登録されます。

関連項目

DMonkeyマニュアル 0.3.9 (非公式 Unicode 対応版 by m.matsubara)
A5:SQL Mk-2の独自拡張
A5:SQL Mk-2の独自拡張(ERエディタ関連)