データベースへの接続
データベースに接続するにはデータベースツリーから目的のデータベースアイコン()をダブルクリックするか、メニュー[データベース(D)]-[データベースを開く(O)]を選択するとデータベースへ接続することができます。
接続する際以下のようなダイアログが表示されます。適切なユーザー名とパスワードを入力してOK を押してください。
「パスワードを保存する」を選択した場合、パスワードはBlowFish暗号(鍵長448bit)により暗号化されてレジストリに保存されます。この暗号は強力ですが絶対に破られないことを保障するものではありません。パスワードを保存して利用する際は十分に気をつけて利用するようにしてください。
パスワード保存機能はWindowsをバージョンアップしたり、エディションをアップグレードした場合、セキュリティ確保のため、保存した暗号を削除することがあります。(不正にコピーされた暗号化パスワードと区別が付かなくなるため)
「読み取り専用でログインする」を選択した場合、SQLエディタではSELECT文しか実行できなくなります。テーブルエディタではデータの追加や更新・削除ができなくなります。テーブルのインポートも出来なくなります。ストアドプロシージャランチャでは実行できなくなります。
ただし、一部のRDBMSでは、シーケンスやストアドファンクションの呼び出しにより、何らかの書き込みアクションが発生してしまうことがあります。
分離レベルではトランザクションの分離レベル(アイソレーションレベル)を設定できます。
以下の分離レベルを指定できますが、データベースによっては反映されないこともあります。
(別の分離レベルになります)
Read Uncommitted (非コミットデータ読取)
他のトランザクションでコミットされていないデータも読み取ります。
Read Committed (コミット済みデータのみ読取)
他のトランザクションでコミットされていないデータは読み取りません。
他のトランザクションでコミットされていないデータを読み取ろうとした場合はデータベースの製品や設定により、変更前のデータが読み取られるか、コミット(又はロールバック)されるまで待ちます。
トランザクション内で何度も同じデータを読み出した時に他のトランザクションでコミットされた異なった値を読み出すことがあります(非再現リード)。
Repeatable Read (反復読取)
一度読み出したデータは、トランザクションをコミット又はロールバックするまで何度読み出しても同じデータを返します。
一度読み取ったデータを他のトランザクションが更新しようとした場合はデータベースの製品や設定によっては待ちになることがあります。
平行する他のトランザクションが追加又は削除したデータを読み取ることがあり得ます(ファントムリード)。
Serializable (直列化可能)
トランザクションは他のトランザクションの影響を受けて、追加したり変更したりしたデータを読み取ることはありません。
ただし何らかの処理によって待ちが発生する可能性は最も高いです。
関連項目
データベースの接続解除
データベース別名の追加と削除