今日(2018/12/15)はJJUG CCC 2018 Fallだからというわけでもないですが、ちょっとJavaネタ。
大昔、かれこれ16年ほど前に作ったプリウス・ドライビング・シミュレータ。初代プリウスのハイブリッドシステムのシミュレーション(推測含む)を行うプログラムでブラウザから実行できましたが、Javaアプレットで作っていたため、今ではほとんどのブラウザで動作しなくなりました。もう作った本人もオワコンかと思っていたのですが、今日、フランスの技術インストラクターをしている方から動かし方の質問を受けました。
ブラウザではもうほぼ動かすすべはないのですが、ダウンロードすることで今でも動作させることができます。もちろんJRE(またはJDK)は必要です。
ThsSimulator.jar をダウンロードしてダブルクリックすれば(JREがインストールされていれば)実行されます。
起動直後の状態ではモーターとエンジンのスライダを操作して動力分割機構の遊星歯車の動作を決められますが、「運転する」チェックボックスをクリックするとアクセルとブレーキの操作でプリウスの動作をシミュレーションできます。
ちなみにものすごーく細かい機能ですが、以下のような機能があります。
・ブレーキを踏むとブレーキランプが点灯する
・ギアをRレンジにすると、後退灯が点灯する
・ずっと走り続けると、燃料計のメモリが減っていき、0になると停車する。
(画像ないのでレッツトライ。アクセル全開でも4時間ほどかかる?)
技術的なことをちょっと書くと、今はもう存在しないBorland JBuilder (JBuilder 6 Professional)で作られています。自分が初めて書いたJavaプログラムでもあります。
ソースコードはライセンスは特に明確になっていませんが、こちらのページからダウンロードできます。